真生会館感謝の集いおよび講演会「岩下壮一は何を目指したか?」講師 加藤和哉 9月23日(火)
真生会館を支えてくださる皆さまへの感謝をこめて、下記の日程で「感謝の集い」を開催いたします。
日程: 2025年9月23日(火)
会場: 真生会館
参加にあたり事前のお申込みは必要ありませんが、講演会をZoomで視聴される方は事前のお申込みが必要です。
皆さまのお越しをお待ち申し上げております。
13:00~14:00 (受付開始12:30)
感謝ミサ 司式:レンボ・アンドレア (真生会館理事長)
14:00~15:00
講演 「岩下壮一は何を目指したか?」
講師 加藤 和哉氏 (聖心女子大学現代教養学部哲学科教授、同大学キリスト教文化研究所所長)
参加費 無料
Zoomでライブまたは見逃し配信をご覧になる方は、Peatixにて無料チケットをお求めください。
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講演内容
今年は真生会館の前身である「聖フィリポ寮」の創設者岩下壮一(1889年〜1940年)がヴェネチアで司祭となって帰国してからちょうど100年にあたる。
東京帝国大学で哲学を学び、最優秀の成績で卒業し、将来は帝大教授になることすら嘱望されて30歳でヨーロッパに留学してから6年、なぜ彼は司祭となり、何を目指して帰国したのか。留学時代の日記や新発見の資料等から、岩下壮一が日本の将来についてどのようなヴィジョンを思い描いたのかを読み解き、聖フィリポ寮の創設をはじめとする帰国後の事業の意義について明らかにしたい。
講師プロフィール
聖心女子大学現代教養学部哲学科教授、同大学キリスト教文化研究所所長。八ヶ岳南麓在住。大学では西洋中世哲学を専攻し、ドイツ(ミュンヘン)に留学。山口大学勤務を経て、現職。祖父や親戚に医師が多いことから、生命倫理、医療倫理にも関心があり、クリニックの倫理委員長なども務める。近年は、近代日本における西洋中世哲学研究の歴史やカトリック思想の歴史に関する研究と資料の発掘に取り組んでいる。
◆岩下壮一に関するイベント開催中
「岩下壮一という多面体~ 20世紀のフランシスコ・ザビエル」大回顧展
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