講座

【講座】土曜講座1月18日「自らの「マジョリティ性」を知るために―立場の心理学」出口 真紀子(上智大学外国語学部教授)

今期第二回土曜講座は、
1月18日
「自らの「マジョリティ性」を知るために―立場の心理学」
出口 真紀子(上智大学外国語学部教授)

です。

大部分のマジョリティ(社会的に「ふつう」とみなされている人)は差別に対して無関心です。差別問題は他人事で、自分自身の問題であるという認識がありません。差別をする人は「悪い人」であり、差別をしない人が「いい人」だと教わる以上、「自分はいい人」だと思っており、「差別などしていない」と信じています。

出口先生は、上智大学で「立場の心理学:マジョリティの特権を考える」という授業を続けています。自分に与えられた、とても見えにくく、なかなか一人では気づくことのできない特権(ある社会集団に属することで労なくして得る優位性)を自覚し行動することで、初めて弱者の他者と健全な関係を築き、より公正な社会が実現できるとの思いで学生たちに教えているとのことです。

今回は、「立場の心理学」について、分かりやすくお話ししていただきます。
どうぞ、ご参加ください。

申し込みはこちら。