講座

【講座】「明治以降の思想家とキリスト教」第二回

文学の散歩道「明治以降の思想家とキリスト教」第二回講座が、
6月28日(水)19時から行われます。

「賀川豊彦とキリスト教」のタイトルで、
賀川豊彦記念松沢資料館館長でもある金井新二さんが話します。
日本社会の現実に向き合い、
社会をより良くしていこうと、

多くの人と働き続けた賀川豊彦の生き方を知る機会です。

賀川豊彦記念松沢資料館のHPに、金井さんは次のように書いています。
http://zaidan.unchusha.com/kancho.html

館長  金井新二
賀川豊彦は、この社会の形成にとって重要な働きをした、
近代日本の代表的リーダーの一人です。
かれは、若くして神戸の極貧地域に住み込み、
キリスト教の伝道と人々への生活上の援助につとめました。
またアメリカに留学して社会思想や社会運動について学び、
帰国してからはそれを次々と実践して行きました。
日本の労働運動や農民組合運動、協同組合運動など、
その後我が国の重要な社会的運動となるものの多くは、
かれの発案と指導によったのでした。
また現在まで連綿と続けられている世界平和のための運動も、
賀川が新渡戸稲造や尾崎行雄らとともに終生追求したものでした。
皆様が、賀川豊彦が抱いていた夢と希望を
幾分なりとも共有してくださることを心から願っております。